坂本冬美40周年リサイタル 二葉百合子から「歌い継いで」と言われた「岸壁の母」も歌唱
今年デビュー40周年を迎えた演歌歌手坂本冬美(59)が14日、大阪・フェスティバルホールで40周年記念リサイタルを行った。
19歳時のデビュー曲「あばれ太鼓」から「祝い酒」「夜桜お七」、さらに最新曲「ひらり」まで、たっぷりサービス。先輩であるちあきなおみの「喝采」、八代亜紀「舟唄」、石川さゆり「津軽海峡冬景色」など、自分に影響を与えたヒット曲も歌い上げた。
そして「私が苦しんでいた時、出会ったのが二葉百合子先生でした。先生のお家に通って浪曲を習いました。そのうち『冬美ちゃんに歌い継いでほしい』と熱望されたのが『岸壁の母』です。私には重荷です、と辞退したのですが『心で歌えばいいから』と言われて」と告白。その「岸壁の母」も熱演し、観客から大きな拍手を浴びた。
「40年は、あっという間でした。健康で40年も歌い続けられて幸せです。これ以上望んだらバチが当たるかもしれませんが、でもあと10年は歌いたいんです」と50年を目標として明言した。「だから、皆さんもそれまで元気でいてくださいね」と客席に呼びかけ、歓声を誘っていた。
終演後、報道陣に囲まれた冬美は「東京でのリサイタル(11月4日、東京国際フォーラム・ホールA)には二葉百合子先生もいらっしゃるので、緊張します」と笑顔を見せた。
また、この日訃報(ふほう)が伝えられた先輩の演歌歌手松原のぶえさんについて「開演前にニュースを聞いて、本当に驚きました。先日、歌番組で共演したばかりですし、いろいろ声をかけていただきました。まだ若いのに、言葉もありません」と語った。