膳場貴子、被爆体験した張本勲さんの願いを伝える「人間は知恵のある動物だから…」
フリーアナウンサーの膳場貴子が13日、司会を務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に出演。広島で被爆を体験した元プロ野球選手の張本勲さんが語った平和への思いを伝えた。
張本さんは「喝!(かつ)」「あっぱれ」を決めぜりふに、約20年間同番組に「ご意見番」として出演。広島市生まれで5歳の時に被爆を経験し、後年は自身の被爆体験を語り続けた。
24年、番組のインタビューに応えた張本さんが「私らが最後のメッセンジャーでしょう。悲惨な姿、光景、人間、物、自分の目で見てるし、体験したからね」と話すシーンも紹介された。
張本さんに話を聞いた膳場は、取材を振り返り「『核兵器の使用をほのめかす世界のリーダーに何かおっしゃりたいことはありますか?』と聞いたら、『とにかく広島の原爆資料館を見に行って欲しい』とおっしゃってました」と回想。「そして若い人たちに対しては、『人間は知恵のある動物だから、長く時間がかかっても話し合いで解決して欲しいんだ。それが私からのお願いです』とおっしゃっていたのを私、強く覚えています」と語った。
張本さんは、東映、巨人、ロッテで外野手として活躍。9日午後、死去した。日本プロ野球名球会が10日に発表した。86歳だった。プロ野球歴代1位の通算3085安打を放ち、首位打者7回など数多くのタイトルを獲得した。