【写真】「九段下フォーク・フェスティバル’25」の出演者たち。左からあいみょん、桜井和寿、竹内まりや、桑田佳祐、吉井和哉、原由子

あの素晴らしい“秋”をもう一度-。桑田佳祐(70)の発案で昨年10月に行われた「九段下フォーク・フェスティバル’25」(日本武道館)が、チャリティー・ライブアルバムとして発売されることが9日、分かった。27年3月末までの利益全額が、熊本をはじめとする各被災地支援などを目的に日本赤十字社に寄付される。

一夜限りの幻のフェスだった。あいみょん(31)、Mr.Children桜井和寿(56)、竹内まりや(71)、原由子(69)、THE YELLOW MONKEY吉井和哉(59)がシークレット・ゲストとして登場し、豪華共演が実現。ギターの音色と歌声を響かせた。作品化要望の声は多かったものの、ライブ音源はラジオで1度オンエアされたのみだった。

だが度重なる自然災害に心を痛めた桑田は動いた。7月28日に令和8年熊本地震が発生。2日後、開催中のソロツアー熊本公演見送りを発表。各地で豪雨も続いた。「こういう時こそ、“気休め産業”を担ういち音楽人として何かできないかとスタッフと考え」、伝説の夜を形に残すことに。名義は「Various Artists」。竹内、吉井、桜井、原、あいみょんにも「快くご賛同いただき、今回の発表に至りました」とコメントした。

本来なら1年ほど要するアルバム制作を、約1カ月の急ピッチでリリース決定にこぎ着けた。11月3日発売のCD、12月16日発売のLPには当日のライブ本編全29曲が収められる。収録曲のうち、桑田の「明日へのマーチ(Live Version)」のラジオオンエアも10日から解禁される。桑田がチャリティーアルバムを出すのは初めて。「音楽で少しでも皆様の日々を明るくするお手伝いが出来ましたら、これ幸いでございます」とつづった。

桑田のコメント全文は以下の通り。

このところ、各地で大きな災害が続いています。

皆様、ご無事でお過ごしでしょうか。

被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。

私は現在、全国ツアーの真っ最中ですが、7月28日に発生した「令和8年熊本地震」を受け

8月の熊本公演の開催を見送る決断をいたしました。

熊本の皆様の安全と一日も早い地域の復旧を願いつつ

現在も振替公演の実施に向けて関係各所と模索しております。

そんな中、今夏には千葉をはじめ各地で豪雨による甚大な被害等も相次ぎ

多くの方が心を痛めています。

こういう時こそ、“気休め産業”を担ういち音楽人として何かできないかとスタッフと考え

昨年10月に素晴らしい音楽仲間たちと一夜限りで開催した「九段下フォーク・フェスティバル」を

作品化する運びとなりました。

竹内まりやさん、吉井和哉さん、桜井和寿さん、あいみょんさん、原由子にも快くご賛同いただき、今回の発表に至りました。

まだまだ大変な状況が続くと思いますが

音楽で少しでも皆様の日々を明るくするお手伝いが出来ましたら、これ幸いでございます。

各被災地の一日も早い復旧を願っております。

桑田佳祐

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 桑田佳祐発案の伝説の夜「九段下フォークフェス」音源発売決定 利益全額を被災地支援などに寄付