【写真】テレビ朝日系新ドラマ「デス(青春)ゲーム」で主演を務める櫻坂46山﨑天(撮影・河田真司)

櫻坂46山﨑天(20)が、テレビ朝日ドラマ「デス(青春)ゲーム」(土曜深夜0時半)で初主演を務めている。親友の自殺の真相を究明するため、高校生がデスゲームに挑戦する物語で、主人公の落合あかねを演じる。内気で不器用という自身の本来と異なる姿を演じきり、女優として大きな一歩を踏み出した。【寺本吏輝】

★別人

青春×デスゲームという異色の作品での初主演に「すごくうれしかったですが、不安もかなりありました。撮影初日は特にプレッシャーがすごかったです。メンバーが見たらびっくりするくらい別人でした」と振り返った。

「でも、始まったら楽しかったです。お芝居のお仕事に挑戦したいと思ってオーディションを受けていたので、すごくうれしかったです」とも明かした。

思いが通じてつかんだ役に、気持ちも高まる。演じる落合あかねについて「ゆっくりした雰囲気で過ごしている子です。全くといっていいほど共通点がなくて苦労しました。最初はなんでこんなことを言うんだろう、と全く理解できなくて悩んで…」と苦笑しながら、素直に明かした。明るい、元気、という自身の日頃のイメージとは正反対に近いキャラクター。「監督さんから『役に一番寄り添えるのはあなたなんだから』って言葉をいただいてハッとしました。それまではあかねを知ろうと必死だったけど、寄り添うスタンスに変えてから自然と言葉が出るようになりました」と、大切なことを学んだ。

★徹底

役作りも丁寧に行ってきた。「日常的にぼーっとする時間があまりないタイプですし、何かを言われてもすぐに答えが出ます」と自身の性格を踏まえ「あえて答えを出さないようにしました。ゆっくり考える時間もとって、所作から何から何までゆっくり過ごす意識でちょうどよかったです」と徹底。グループで活動する際も「普段みたいに、はしゃぐことはしませんでした。撮影が終わった瞬間にいつもみたいに『わー!』ってなったら、(メンバーの)大沼(晶保)から『もう普段の天ちゃんに戻ってる!』って言われて(笑い)」。役に没頭する姿はメンバーの目にもしっかりと映っていた。

「泣くシーンも結構多いんです」とも明かした。どの場面でどのような雰囲気の涙を流すか、工夫のしどころだ。「最初は絶対に泣けないと思っていました。でも、相手役の役者さんの演技に自然と涙が出てくることが多かったです。感情が高ぶって(涙が)出ちゃう、みたいな」と驚きそのままに口にした。「相手役の方の漢字2文字のせりふがあるんですが、それだけなのに怖すぎて震えることもあって。相手とのコミュニケーションが大切だと知って、自分も相手にそうしなきゃいけないなと。今後もどんどんやっていきたいです」と確かな学びが意欲へとつながっている。

★感謝

そんな張り詰めた日常は、大きな存在に助けられた。「この期間、おばあちゃんが家にいてくれたんです。忙しくて家のことができないから、身の回りのことを手伝ってくれて」と心から感謝。「いっぱい泣き崩れて疲れて帰ってきてもいつものおばあちゃんでいてくれて、おいしいご飯を作って待っていてくれたので、そこで普段の自分に戻れました」。仕事面も精神面も支えられ、「朝ごはんのサンドイッチがすごくおいしくて、今日も頑張ろうって思えました」と笑顔を見せた。

「親友の死をきっかけにデスゲームが開催されるドラマですが、ゲームを開催することで学生同士の気持ちのぶつかり合いや感情の高ぶりが見えます。演じていて苦しい時も多かったですが、役によって同じ出来事でも全く別の受け取り方をしているのが見える作品なので、そういうところも楽しんでほしいです」

芝居のスキル以上に学んだことが多い期間。1人の表現者として、間違いなくレベルアップを果たした。

◆山﨑天(やまさき・てん))2005年(平17)9月28日、大阪府生まれ。18年11月加入の二期生。愛称「天ちゃん」。ファッション誌「ViVi」専属モデル。168・4センチ。血液型A。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 櫻坂46山﨑天がつかんだ表現者の新天地 初主演ドラマ「デス(青春)ゲーム」で自身と正反対の役