【写真】9人組女性アイドルグループ、NEVER END ROLLの水島あいり(左)と千葉祐夕

9人組女性アイドルグループ、NEVER END ROLLが6日、東京・渋谷のVeats shibuyaで初単独ライブ「showcase 0」を行った。

7月にお披露目公演を行って約2カ月。新曲「風鈴の音とサイダーの泡」など全12曲を披露した。最後はファンの声援を受けてアンコールにも応じて沸かせ、10月17日には約1000人規模の東京・恵比寿LIQUIDROOMで単独ライブ「showcase 1」開催も発表。リーダーの水島あいり(24)と副リーダーの千葉祐夕(23)が代表して日刊スポーツの取材に応じ、勢いに乗るグループの今後や、それぞれの目指す思いを語った。

水島は「今日披露させていただいたものを含めたら楽曲も7曲になりました。準備期間から初の単独公演まで、感覚で言うと1年ぐらい走ってきたような感じもあります」とここ最近の日々を振り返った。グループにはアイドル未経験者もいるが、自身は活動経験もあり「8年くらいずっとやっていたので、初めての子たちと一緒にできることがすごく新鮮で、初々しさも吸収しながらやってきました。最近はグループとしてのステージがやっと作れるようになってきた気がして、その集大成を今日の単独公演で見せられました。ここからまた始まったような気がして、今後もすごく楽しみです」と笑顔で話した。

すでにさまざまな仕事のオファーがきているといい、千葉も「活動はとても順調です!」とアピールした。直近の目標は最大約3000人収容の東京・豊洲ピットでの公演開催、そして日本武道館、東京ドームを目指すこと。「最初に掲げた1年後、2年後、3年後の目標は本当に遠いものじゃないなと実感するようになりました。一方で、大きい目標を示すことは大事なことでもありますが、やっぱり今日も含めた日々のライブでの幸せやライブ感も大事にして、しっかりとかみしめてやっていくことを肝に銘じて進んでいきたいなと思っています」と引き締めた。

群雄割拠のアイドル戦国時代。NEVER END ROLLは大手芸能事務所ジャパン・ミュージックエンターテインメントと有限会社YARDの共同マネジメント会社「me leap」(メリープ)が送る第1弾グループとして誕生した。特徴には「多幸感」を掲げ、長所であるエネルギッシュな雰囲気を生かした前向きな楽曲を多く届けていく方針だ。

千葉は「とにかく今は全員それぞれがやりたいことを全て詰め込める期間だとも思っています。その先にできあがったものがNEVER END ROLLになっていくのだと思っています」と話す。水島はファンと共にグループの姿をつくっていく日本のアイドル文化の良さについて触れ「私たちは本当に1人1人が起爆剤となって進んでいけている気がするので、この熱量を持ったまま1年後、2年後と成長していくところをファンのみなさんにも楽しみにしていてほしいです」と呼びかけた。

周囲の大人たちからの期待もひしひしと感じている。この日も前方席を除いてチケット代は無料とし、来場者全員にグループ名の入った特製Tシャツも配布した。千葉は「今日もちゃんとヘアメークさんが入ってくださっていたり、どの現場にもつけてくださっていて、これはアイドル界隈で言えばすごいことなので。ありがたいなと思っています」と感謝。水島も「スタッフさんから熱い言葉をたくさんかけていただいていて、結果で返していきたい気持ちがあります。負けられない戦いです」と誓った。

ライバルグループの存在も意識しており、千葉は「また同じ感じのグループが…と思われてしまいがちかもしれないですが、そこで『何か違う』という風にしていきたいというのはよく話しています」と特色を打ち出しながら模索する心境も明かした。

グループをけん引する役割を担う2人だが、他のメンバーに助けられることも多いという。千葉は「こだわりや視野の広さだったり、全員がリーダーぐらいの意識を持った子の集まりなんです。グッズやライブの告知だったりもしっかりとやっています。私たちが引っ張られているなと感じることもありますし、みんなが話し合えるグループだからこそ、よりいいものにして、そうした意識が少しずつ仕事にも良い影響を与えるようになってきていると思います」と力を込めた。

2人はそれぞれにかなえたい夢もある。水島はファッション好きで、小学生の頃から雑誌「ニコプチ」や「Popteen」の読者モデルとしての活動歴もある。「いつかブランドを持ちたいなと思っています。身長が低いので、低身長の子向けのものをやりたいなとずっと思っています。毎日コーディネートを変えたりしてSNSでの発信も頑張っています」と掲げた。幼少期には市民劇団やミュージカルにも出演しており「生のものが大好きで、また大人になってから舞台に挑戦したいなという思いもあります!」と俳優としての活動にも夢を膨らませた。

グラビアなどの経験もある千葉は、雑誌の専属モデルのほか、写真集発売やバラエティー番組出演なども目標に掲げた。「最近は女の子のファンの方が増えてきた実感もありますし、トレンドカルチャーも大事にしていきたいなと思っています」。写真集ではロサンゼルスやリバプールでの撮影を目標に挙げた。千葉は家族の影響もあってサッカー好きで、地元名古屋グランパスのPRモデルなども務めている。

「LAは単純に好きな街で、リバプールは(サッカークラブ、リバプールのホーム)聖地アンフィールドに行きたいです!父の影響で家の中が全部、海外クラブのエンブレムとか旗とかでいっぱいで。天井もイングランドの国旗が張ってあったりするので、アンフィールドでお仕事をして父も一緒に連れていきたいです」。バラエティーでは日本テレビ系「しゃべくり007」出演を目指すといい「すごくお話しするのが好きなので。『しゃべくり007』に出て、グループの歴史とかを紹介したいですね。いつか絶対に出ます!」と宣言した。

1カ月後の10月17日に早くも2度目の単独公演を控え、27年1月7日には渋谷・Spotify O-EASTでの公演開催も決まるなど注目度も高まりつつある9人。10月公演は初のカメラ撮影エリアも設けるほか、一般エリアは再び入場無料。新曲や新衣装のお披露目もあるという。

水島は「今回に続いて満員となることを目指していますし、新曲などもあるボリューミーな内容になっています。そこから来年1月のライブにつなげていきたいと思っています」。6日のステージ最後のMCでは現状への感謝を述べつつ「私たちが紡ぐ言葉や愛を受け取ってくださるみなさんがいてくださることがうれしいです。その先の未来や夢もこの個性あふれるかわいい9人と温かいみなさんと一緒に、エンドロールとして刻んでいきたいです。これからもよろしくお願いします」とあいさつし、拍手と歓声を浴びた。最高の“瞬間”を目指し、これからもステージで躍動していく。【松尾幸之介】

◆NEVER END ROLL 水島や千葉のほか、近藤沙瑛子、瀬戸みなみ、河本景、藤咲ゆいね、渡辺莉星、宮尾はる、辻野けいとで結成した9人組グループ。26年7月に都内で行われたアイドルの対バンイベント「ONE AND ONLY 2nd Anniversary」内でお披露目されてデビュー。アイドル経験者も多く、藤咲のみが未経験で加入。近藤が衣装デザインにも携わるなど、それぞれの個性を生かした活動も強み。コンセプトは「この瞬間が、ずっと終わらなければいいのに。」。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 NEVER END ROLL水島あいり&千葉祐夕が語る未来「多幸感」あふれる活動で飛躍を