フィフィのXから

エジプト出身のタレント、フィフィ(49)が27日までに、自身のX(旧ツイッター)を更新。国際協力機構(JICA)が国内の4自治体を「JICAアフリカ・ホームタウン」と認定したことをめぐる混乱について、私見を示した。

フィフィは騒動について語った、自身のYouTubeチャンネルの動画のURLを添付。「SNS上で大炎上しているJICAの『アフリカ・ホームタウン』の件について、移民受け入れ政策の一環だと言うのは誤解だなんて言い張ってますが、調べてみると、やっぱりヤバい」と断言し「アフリカの若者の労働力の受け入れには変わりない。期限が終了して帰るわけないよね?だから私は反対!」とつづった。

フィフィは動画でも事業の詳細を解説。「あまりにも安易に考えすぎ。労働力ほしさに何も考えないでどんどん受け入れれば、地域住民だけじゃありません、外国人だって嫌な思いをする。誰も幸せにならない」などと、今回の事業の問題点を痛烈に指摘した。

同事業は、愛媛県今治市がモザンビーク共和国、千葉県木更津市がナイジェリア連邦共和国、新潟県三条市がガーナ共和国、山形県長井市がタンザニア連合共和国のホームタウンに認定され、関係性を強めることによる地域活性化や人材交流、アフリカの発展を目的とした狙いとされた。ただ、木更津市の「ホームタウン」に認定されたナイジェリア政府は、木更津市で就労するために日本政府が特別な査証を用意するという声明を公式に発表。日本政府が事実ではないとして訂正を要求した。ネット上ではこの情報が拡散され騒動化。26日夜にナイジェリア政府が当該部分を削除した。

またタンザニアでは地元メディアが「日本が長井市をタンザニアに捧げた」と翻訳できる報道をしたことも拡散。各自治体が移民受け入れ政策を否定する声明を発表するなど、波紋が広がっていた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 フィフィ「調べてみると、やっぱりヤバい」アフリカ・ホームタウン騒動に私見「私は反対!」