53歳人気芸人、テレビ局側に「ネットニュース危険手当」支払いを提案 芸人ら次々同調
お笑いコンビ、品川庄司の品川祐(53)25日深夜放送された日本テレビ系「大悟の芸人領収書」に出演。テレビ局側に「ネットニュース危険手当」を支払うような新制度の導入を提案した。
この日は、品川やキングコング西野亮廣、ウエストランド井口浩之ら多数の人気芸人が出演し、「お笑いの未来を考える会」と題して、お笑い界を変えるべく、さまざまな改革案などを話し合った。
その中で品川は、テレビ局側が芸人らに対し「ネットニュース危険手当」を支払うというお笑い界の新制度を導入するよう、プレゼンした。品川は「芸人も“いやあ、ネットニュースに書かれたよ”とかって言うじゃない。で、どう?テレビ局の人たちって。ちょっと“芸人寄りのスタンス”の感じで話してこない? “いや~ネットニュースになっちゃいました”って言ったら、(番組スタッフらは)“いやね~、世知辛いですよね”みたいな。いやいや、テレビ局の人はネットニュース、もはや宣伝になるんで。むしろ“なってください”なんですよ。今、2次使用がある。TVerとか。その配信の時に、やっぱネットニュースになったものって見るのよ。(テレビ局番組スタッフらは)仲間じゃないんですよ!」などと切り出した。
そして「だからネットニュースに俺はなってる。“危険手当”みたいなの、欲しいぐらいです。(今回の番組収録前にも)“こういうプレゼンやりたい”って言ったら、(番組スタッフは)“例えば、今までネットニュースで腹立ったの、3つぐらいあげてもらえます?”って。もう1回“燃やそうと”している。で、俺はそれもいいと思うんですよ。まあそういう職業でもあるし。だからせめて、(自身の発言などが)ネットニュース1本に(なるに)つき、お金ちょうだい」と続けると、ほかの芸人らも拍手して同意し、西野も「間違いない!」と共感した。
そして品川は「(ネットニュース危険手当の)見積り…作ってきました。ネットニュース危険手当、1本につき5000円。10万20万くれって言ってるんじゃないんですよ。せめてテレビ局のスタッフの人たちは“仲間”であってほしい。“品川さんありがとうございます。番組のためにこれぐらいのこと言ってくれましたね”、“あ、分かってくれてるんだ、ありがとう”で、(納得して)帰れるんですよ」と1回自分の発言などがネットニュースになるにつき、テレビ局から5000円の手当が支払われるのはどうか、という見積案を提示した。
これに西野は「テレビ局側が払うっていうことですね。それはすごい分かる」と強く同意。井口も「(テレビ局側から)1回も、“ありがとうございました、ネットニュースになるようなこと言ってくれて”って言われたことない」と同調していた。