初自伝「波乱を愛す」刊行記念イベントに出席した小沢仁志(撮影・川田和博)

“顔面凶器”の異名を持つコワモテ俳優小沢仁志(63)が3日、都内で、初自伝「波乱を愛す」(KADOKAWA)刊行記念イベントに出席した。

役者人生43年。「デビューは不良で、そこからやくざ映画、海外に行けばギャング。全然更生していない」。自身も「現実社会を表現するような作品に出ているとはクソ飽きる。暴れたくなる」と笑った。

記者の「役者としてですよね」に、「プライベートだったら事件になるだろう!」と突っ込んだ。「アメリカなら懲役500年だよ。今まで2000人以上殺して、200回は死んでる。現実だったらヤバイだろう」と笑った。「みんな『イメージと違う』と言うけど、あのままだったらヤバイだろう!」と力説。「仮想現実だからできることがワクワクして楽しいの」と訴えた。

“顔面凶器”について、「この前“兵器”って言われたよ。やばくない!?」と苦笑いも。

年を重ね、「最近はドンパチに関わらない役が多くて面白くない」と嘆いた。そこで演じたいと思ったのが“裁判のシーン”だった。「宣伝になっちゃうから…」と恐縮しつつ「弁護士をやった」と明かした。だが、タイトルを「法廷の死神」と明かすと、一堂は爆笑。「笑いすぎだ!」と自身も笑いながら突っ込んだ。

本について、記者から「NGはなかったか」を聞かれると「NGになるようなことはやっていない」と返答。「銀行強盗やったのは内緒ねとか、ないだろう!」と巧みな返しで笑いを誘った。

初の自伝。「せっかくなら初版くらいは売り切れて欲しいなと思って、『500部で』って」と会場を笑わせた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 コワモテ俳優「あのままだったらヤバイだろう」顔面凶器改め顔面兵器?ファンのイメージに反論