バンド結成15周年記念ワンマンライブ「SUMMER SUMMER at HIBIYA YAON」を行ったBRADIO。左から酒井亮輔、真行寺貴秋、大山聡一(撮影・川田和博)

3人組ロックバンドBRADIOが2日、東京・日比谷公園大音楽堂で、バンド結成15周年記念ワンマンライブ「SUMMER SUMMER at HIBIYA YAON」を行った。

ライブ前に取材に応じた真行寺貴秋(ボーカル=41)は「15年前に(前の)バンドが解散し『もうやることがない』と思っていた」という。だが、大山聡一(ギター=41)酒井亮輔(ベース=41)と出会った。

「最初はなんとなく音楽を楽しめればいいと思っていたので、まさか15年も続くと思っていなかった」という真行寺だったが、「12年目くらいからポジティブオーラが出てきた」と話すと「ポジティブオーラポンポンポン!」とアゲアゲ。

野音でのライブは、15周年にちなんで掲げた“15の公約”の1つ。真行寺は「BRADIOってなんぞやと再確認してみると、ファンキーだったり、ダンスとかのワードが出ていた」という。「それなら『夏だよね』となって、夏なら『野外だよね』って」と笑った。15周年ライブを野音でできることを、「運命的なタイミングでした」と感慨深げに話した。

15年で「BRADIOのイメージとパブリックイメージが重なってきた」という真行寺。「以前はとがっていると思われていたけど、今はファンキーなバンドと思ってもらえるようになってきた」と笑った。その一方で大山は「お客さんに楽しんでもらって、ハッピーになって帰ってほしいという思いは、ずっと変わっていない」と胸を張った。

今後は「ベタに武道館とかはやりたい」という真行寺。さらに「自主フェスとかやりたい」と続け、「自分たちの場所を作っていきたい」とBRADIOらしい目標を掲げた。

酒井は「ここまで来られたのはファンはもちろんスタッフのおかげ。感謝しかない。全ての人に感謝したいです」と感謝を述べた。真行寺は重ねるように「皆さんに支えられた15年なので、しっかりライブで返していきたい」と熱く語り、「みんなで来られた15年です。ありがとうございます!」と語った。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 「ポジティブオーラポンポンポン!」3人組ロックバンドBRADIO結成15周年記念ライブ