ミュージカル「ナイツ・テイル ー騎士物語ー」開幕記念会見を行う堂本光一(撮影・中島郁夫)

DOMOTO堂本光一(46)と俳優の井上芳雄(46)が1日、「ミュージカル『ナイツ・テイル -騎士物語-』ARENA LIVE」(2日から東京ガーデンシアター)開幕記念会見に出席した。堂本はグループ名をKinKi Kidsから現名称に改名後初の公の場となったが、改名について言及しなかった。

主演の堂本と井上がタッグを組む人気作。4回目の上演となる今回は、舞台でもミュージカルでもなく“アリーナライブ”という新たな表現に挑む。舞台上には世界観を具現化した木々が生い茂り、その奥から東京フィルハーモニー交響楽団のオーケストラの音色が響く。舞台上のモニターには演者らの表情がリアルタイムで映されるなど、作品の息遣いを感じさせる演出がなされている。

初の表現方法に手探りな部分はありつつも、堂本は「お客さまと一緒に言葉と音楽で想像していけるんじゃないかな。音に溺れていただけたら」、井上も「新しいミュージカルの流れができるんじゃないかなとワクワクしています」と本番を待ちわびた。

堂本いわく「コンサートには違いない」が、芝居、ダンス、アクションシーンも健在。堂本と殺陣で対峙(たいじ)する井上は「個人的には聞いていた話と違う。立って歌えば良いと思っていたけど、残念ながら殺陣もあります」と思わず苦笑。かねて本格的なアクションを追及してきた堂本は、舞台稽古の段階で衣装の背中部分が破損。背中部分を指しながら「この辺が割れて、俺、フライングでもするのかと思った」と自身の“代名詞”を引き合いに出しながら笑いを誘った。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 堂本光一、稽古中から全力アクション「フライングするのかと思った」DOMOTO改名後初の公の場