松山ケンイチ、6歳人気子役に“拒否”され「ごめんね本当に。申し訳ない」
俳優松山ケンイチ(40)が1日、都内で、日本版声優を務めたディズニー&ピクサー映画「星つなぎのエリオ」の初日舞台あいさつに登壇した。
両親を亡くしてひとりぼっちの主人公エリオが、何光年も離れた星で本当の居場所、大切なつながりを見つける物語を描く。松山はさまざまな星の代表が集まる「コミュニバース」に拒まれ、復讐(ふくしゅう)に燃える冷酷なエイリアンの戦士・グライゴン役を担当した。
「オリジナルのグライゴンがめちゃくちゃ渋くて、恐ろしい感じがすごく出てるんですよ。どうやったらそこに近づけるんだろう」と試行錯誤したという。吹き替えを振り返り「監督に、機械か何かでもっとごつくできないのか、としゃべっていたら終わっちゃって。あと記憶ないです」と笑わせた。完成版は「おそらく8割くらい加工してると思う。だって自分の声って分かんないもん、あれ。後から誰か撮り直してんじゃないか」と思う出来になった。
映画のテーマ「自分らしさ」にまつわるトークでは「やりたいことを、やりたい分だけやる」と回答。舞台あいさつ前のSNS撮影でも、グライゴンの息子グロードン役の佐藤大空(たすく=6)を「こちょこちょしたくなっちゃったんですよ」と我慢できずにくすぐってしまったという。佐藤から「あれはもうやってほしくないです」とかわいい声で“拒否”され「ごめんね、本当に。申し訳ない」と謝っていた。
翌2日には、主人公エリオの声を務めた川原瑛都(11)が12歳の誕生日を迎える。佐藤がサプライズで「瑛都くん、お誕生日おめでとうございます。また共演したいな」と手紙を読んだ。佐藤と一緒にケーキを持って登場した松山は、人気子役2人の再共演を「見たい。まじ見たい」とつぶやき、心温まる交流にメロメロだった。
清野菜名(30)野呂佳代(41)マユリカ中谷(35)も出席した。