若狭勝弁護士(2019年8月撮影)

元東京地検特捜部副部長で、元衆院議員の弁護士若狭勝氏(68)が1日、フジテレビ系「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に生出演。学歴詐称問題で注目される静岡県伊東市長の田久保真紀氏(55)が辞意を表明していたが、7月31日に一転して市長続投の意向を示した件についてコメントした。

市長続投を会見で明らかにした田久保氏についてMC谷原章介から「これ、若狭さん、狙いは何だと思います?」と問われ、若狭氏は「ひとつ考えられるのは、辞職っていうと自らが決めて退くわけですから、ただ、自分は辞職するほどの悪いことをしていないんだ、というそういうアピールがしたいがために辞職しない、と、その後、不信任決議などが投げつけられたら、またそのときに考えるけれども、今の時点では、辞職するほどの悪いことはしていないということを言わんとしているんじゃないかな、と思います」と推測した。

田久保氏は今年5月に伊東市長選で当選。選挙での新聞などの自身の略歴報道などで「東洋大学法学部卒業」を公表し、当選後の伊東市の広報紙でも同様の略歴などを掲載しており、一部の市議宛てに「東洋大学卒業ではなく除籍された」と文書が送付されたことで田久保氏の学歴詐称疑惑が問題視されていった。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 若狭勝氏「辞職するほどの悪いことをしていない」アピールかと推測 伊東市長“辞任撤回”のワケ