なにわ男子、初ドーム公演開催に「丈くんの涙」トレンド入り「あかん~!」西畑大吾はもらい泣き
なにわ男子が28日、横浜アリーナで全国ツアー神奈川公演を行い、来年1月から2月にかけて東京ドームと京セラドーム大阪で初のドーム公演を開催することを発表した。サプライズでCDデビューの発表を受けた日からちょうど4年、同じ会場、そしてグループにとって特別な「なにわ(728)の日)」。これ以上ないうれしい知らせに、ファンの歓声がこだました。
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特別な日に、特別な知らせ。最年長、藤原丈一郎(29)の目はあっという間に赤くにじんでいった。モニターに東京ドームの芝に立つ7人の姿が映ると、ファンとメンバーの大歓声が会場にこだました。藤原はタオルで口元を隠しつつ「めっちゃうれしいわ」と涙すると、それを見た西畑大吾(28)も「あかん~!」ともらい泣き。リーダーの大橋和也(27)も瞳を潤ませてかみしめた。YouTubeでも生配信し、X(旧ツイッター)では「丈くんの涙」がトレンド入り。なにふぁむ(ファンの呼称)と喜びを分かち合った。
グループ結成時から長年掲げてきたドーム公演が、ついに実現する。今ツアーの追加公演という位置付けで来年1月に東京ドームで2公演、ジュニア時代からなじみのある地元京セラドーム大阪では5日連続公演を行う。藤原は「(SUPER)EIGHTさんのバックに付いて、大倉(忠義)君から『いずれは7人でドーム立てよ』っていうひと言をもらって…」と当時を回想し感慨。道枝駿佑(23)は「事務所に入ってグループを組んだ時からずっと夢の場所でした。ドームができるのは皆さんのおかげ」とファンに感謝した。
来年はデビューから5周年。道枝をはじめ海外人気が高いメンバーも多く、昨年末から年明けにかけて国外3都市をまわるアジアツアーも成功させた。大橋は「最高地点は宇宙だと思っているので」とよどみない。「宇宙でライブできるように。宇宙行きましょう!」。来年はデビュー5周年。なにわの街からやって来た7人の冒険が続いていく。【望月千草】
○…メンバーの希望もあり、事務所の伝統「サークルフライング」をパフォーマンスした。上空からつるされた布を体に巻き付け、地上約10メートルの高さで回転技を披露。1公演で4回宙を待った。各自の裏テーマとして、大橋は「王子様」、大西流星(23)は「空飛ぶ新幹線」、道枝と長尾謙杜(22)は「ピーターパン」と回答。西畑は「地面と平行に。ライブ中は暑いのでついでに涼みに行っている」と笑い、藤原は「野球選手のダイビングキャッチ」と個性はブレず。高所恐怖症の高橋恭平(25)は「僕はできるならやりたくなかった。気付いた時には飛んでました」と苦笑し「安全第一」と唱えていた。