オジー・オズボーンさん死去、76歳 5日ライブで「神の加護を！」と絶叫「アイアンマン」熱唱

オジー・オズボーンさん（2007年6月＝ロイター）

英ヘビーメタルバンド「ブラック・サバス」のボーカルで「プリンス・オブ・ダークネス」「メタルの帝王」と愛されたオジー・オズボーンさんが22日、死去した。76歳だった。

英BBCなど英メディアが同日報じた。家族の代理人がBBCの取材に認めた。

オズボーンさんは7月5日に、故郷のバーミンガムで、オズボーンさんに影響を受けたメタリカやガンズ・アンド・ローゼスなど多くのミュージシャンのサポートを受けながらコンサートを行ったばかりだった。最後のギグでは「アイアンマン」も演奏。客席に「レット・ミー・ヒアー・ユー！」（みんなの声を聞かせてくれ！）と呼びかけ、「ゴッド・ブレス・ユー・オール！」（みんなに神の加護を！）と叫ぶ姿を見せていた。

遺族によると英国内で死去。家族は死因を公表していない。しかし、オズボーンさんは2019年にパーキンソン病に罹患し20年に公表していた。