辰巳ゆうと、念願の富士山を踏破「夢と力をいただいた」山頂で「運命の夏」をアカペラで熱唱
演歌歌手辰巳ゆうと(27)が20日、念願の富士山登頂に成功した。頂上で新曲「運命の夏」を熱唱した。
「山頂に着いた瞬間は、もう感動しかありませんでした」という。「まずは登ることができてホッとしたという気持ちと、日本で一番高い山に登ったので、これからの活動も、もっともっと日本一を目指して頑張っていかなければという夢と力をいただきました」と目を輝かせた。
キャンプが趣味だった辰巳。デビュー後、登山に興味を持ち始め、「いつかは富士山に登りたい」と目標を立てた。その夢を実現させるべく今年5月、身近なスタッフらと「ゆう登山部」を結成した。
その第1弾として4月、標高2057メートルの山梨・大菩薩嶺に挑戦。6月には、標高2524メートルの山梨・長野にまたがる編笠山に挑み、ともに登頂を成功させていた。
その第3弾が富士山となった。19日、山梨の富士山吉田登山道からスタート。この日、8合目まで登った。そして今日20日、午前2時に山小屋を出発。約2時間をかけて頂上に到着。午前4時45分の御来光を拝むと、山頂で新曲「運命の夏」をアカペラで熱唱した。
その後、富士宮口山頂に鎮座する「富士山頂上浅間大社奥宮」で購入した絵馬に「『運命の夏』大ヒット!!」「紅白歌合戦出場」の2つの願いをしたためた。
「7合目から8合目まで上がる時が一番苦しかった」という。「岩を登っていくような感じなんですけれども、酸素もだんだん薄くなってくるので、ここが一番踏ん張り所だと思って登りましたが、とてもしんどかったです」と振り返った。