市村正親

俳優の市村正親(76)が18日放送のTBS系「A-Studio+」(金曜午後11時)に出演。再演について思いを明かした。

市村は74年、劇団四季に入団、90年に退団、同劇団の看板俳優として活躍した。

MCのKis-My-Ft2藤ケ谷太輔(38)が「僕も今回、取材でいろんな資料を読ませていただいたり。それこそミュージカルの公演回数の記録とか賞とか…。再演とかって、僕、どんどんハードルがやっぱり上がっていくなと思うんですよ。去年の方が良かったとか…」と言うと、「ああ~ あの…再演は必ず新しい方がいいです。例えば『屋根の上のヴァイオリン弾き』はもう僕、21年目なんですよ」と、04年の初演から6回再演されたミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」を例に上げた。「『ミス・サイゴン』は、この間32年目にして一応卒業したんですよ」と、92年から7回再演されたミュージカル「ミス・サイゴン」について説明した。

そして「『スクルージ』だ、『ラブ・ネバー・ダイ』だ、『スウィーニー・トッド』だとか僕の中である作品は、やっぱり回を重ねるごとに、やっぱり深まっていくんですよ」と明かした。

そして「ミス・サイゴン」のエンジニア役について「エンジニアは四季を辞めて初めて受けたオーディションなんですよ。だからもう絶対取ってやる!っていうね意地があったんですよ。それがもう目に出てたらしくて、オーディション会場に入った瞬間に『エンジニアが入ってきた』って思ったんだって…。だから隠していっても、もう…、絶対、絶対取ってやるってね、何かね」と、振り返った。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 市村正親「再演は必ず新しい方がいい…回を重ねるごとに深まる」ミス・サイゴン32年目で一応卒業