ラーメン二郎「20分」騒動に元衆院議員が私見「不思議な時代になりましたね」
元衆院議員の宮崎謙介氏が13日配信のABEMA番組「ABEMA的ニュースショー」に出演。人気店「ラーメン二郎」府中店が食事時間「20分以内」を客に要望し、その後謝罪した騒動について言及した。
番組では、同店がXで、極端にゆっくり食べる客の増加や、数人の客に商品を出すタイミングを示した「ロット」の乱れなどを指摘し「お店としても困っています。お食事は『最大』で20分以内にお願いします。」と投稿し、店内にも張り紙をしたことが騒動化したことを取り上げた。同店はその後SNSで、投稿の言葉遣いなどについて「ラーメン二郎は怖い店だ、高圧的な店だと誤解させる結果となり、お客様、二郎関係者、多方面にご迷惑と不快感をもたせてしまい、大変申し訳ありませんでした」と謝罪。張り紙や投稿を削除したことも紹介した。
宮崎氏は「そもそも最近ですよね、ラーメン屋にホスピタリティーを求め始めたのって」と切り出すと「僕らが学生のころとか、もう30年ぐらい前とかって、普通にラーメン屋さんに行って、どんぶりに指が入って、スープに手が浸かってて、早く食え、って。で、食ったら、さっさと出て行け、みたいな。で、一言も何も言わないで会計だけ終わっていく、っていっぱいあったじゃないですか」と回想。「そういうものだと思って僕は育っているので、何にもこれ、違和感ないんですよ。だったらラーメン屋さん行かなければいいんじゃないの、っていうだけの話だし。不思議な時代になりましたね」と語った。
さらに、ラーメンに限らず、これだけは早く食べる、というこだわりを聞かれ、「僕は早飯の方で、国会議員はみんな、早飯ですよ。カレーをばーっと食べてすぐ出て行くみたいな」と話すと元参院議員、元東京都知事の舛添要一氏も「そう」とうなずいた。宮崎氏は「その癖が付いているので、ゆっくり食べなきゃいけない中でもパッと食べる癖が付いちゃっている」と続けた。
また「カウンターのお寿司屋さんとか行くと、みんな話が盛り上がって出ているのがだんだんカピカピになっていくのがあるじゃないですか。あれが本当に何よりも許せない。僕の中で一番嫌いなのがそれです」と、こだわりも。司会の千原ジュニアが「分かる」と応じると、宮崎氏は「すごいムカつくんですよ。出たら5秒で食って欲しい」と強調した。