明石家さんま(2023年2月撮影)

タレント明石家さんま(70)が12日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。遅刻にまつわるエピソードで笑いを誘った。

1日に26年をもって卒業することを発表したモーニング娘。の小田さくらが、グループ加入当初、遅刻をしていたという話題から、さんまも「笑っていいとも!」時代に遅刻をしていたという話に。

さんまは「萩本欽一さんなんか特にそやけど、遅れたり、何かしでかしたら、何かおもしろい理由を持ってきてくれたら許すっていう時代なんで」と懐かしみつつ、「俺、言うとくけど、生放送はとちったことがない」ときっぱり。

さんまは金曜日のトークコーナー「日本一の最低男」に出演していたが、「雑談のコーナーやったから。日本一の最低男。リハーサルもやることもないから」と、本番に遅刻したことはないが、リハーサルにはきちんと参加していなかった事を明かした。

それを司会のタモリから「お前、また来なかったな」と言われたそうで、さんまが「ビックリしまっせ。交差点で、マンホールから。おそらく地底人や思いまんねん。ブレーキ踏んで」などと返したという。

その結果、「1発目に理由を作って笑わせたから、遅刻してないときも『お前、また今日も遅刻したな』って(ネタを要求)。遅刻ネタを楽しみにしていた時期があるんですよ」と、タモリがおもしろがって“さんま遅刻説”が定説になったと明かした。

他にも「マンションが火災で子供を救っていた。1人の少年の命を救ってきた俺に、よー怒りまんな」という返しもあったと振り返りながら、小田や横山玲奈に「遅刻しても、そういうの考えていった方が良いぞ」とアドバイスした。

これに小田が「モーニング娘。でそれ言ったらブチ切れられて終わると思います」と返事すると、さんまは「いや、心の中でグッと笑える。許す」と話しながらも、乗り越えられない壁があったことも吐露。

「どんなおもしろ理由を言っても、前田五郎さんは許してくれない」と、往年の漫才コンビ「コメディNo.1」で活躍した前田五郎さんだけは許してくれなかったと明かした。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 明石家さんま“遅刻伝説”生まれたきっかけは大物先輩芸人だった