五木ひろし、緊急検査入院で12、13日公演中止 5日開幕の明治座14日以降は「改めて発表」
歌手五木ひろし(77)が12日、「緊急検査入院」のため、東京・明治座で上演中の60周年特別公演を中止した。明治座がこの日、公式サイトで発表し、13日までの全公演をキャンセル。14日以降については「あらためてホームページで発表する」としている。
明治座はサイトに「『デビュー60周年記念 五木ひろし特別公演 坂本冬美特別出演』につきまして、五木ひろしの体調不良による緊急検査入院のため、以下の公演を中止とさせていただきます」と報告。12日午前11時、同日午後4時、13日正午の3公演について上演取りやめを伝えた。
今後については「チケットの払い戻し方法および、14日(月)以降の公演につきましては、改めて弊社ホームページにて発表させていただきます」とした。
さらに「公演を楽しみにお待ちいただいておりましたお客様に、ご迷惑とご心配をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。何卒ご了承いただき、ご理解を賜りますようお願い申し上げます」と謝罪した。
五木の記念公演は5日に明治座で開幕。「松山まさる」でデビューしてから何度も改名し、「五木ひろし」として大成。来年は五木ひろし名義での活動開始から55周年を迎える。
今公演初日にあたっては「目の前に80歳、どこまでやれるか。孫が僕のことをわかるまであと4、5年は頑張りたい」と意気込んでいた。公演には、長年親交の深い坂本冬美(58)が特別出演しており、明治座公演の千秋楽は27日に予定されている。