日本公開が26年に決定した、クリストファー・ノーラン監督の最新作「オデュッセイア」

23年の米映画「オッペンハイマー」で米アカデミー賞作品賞など最多7部門を受賞した、英国のクリストファー・ノーラン監督(54)の最新作「オデュッセイア」の日本公開が26年に決定した。24年に「オッペンハイマー」の日本公開を実現させた配給のビターズ・エンドが11日、発表した。

「オデュッセイア」は、西洋文学の金字塔とされる古代ギリシャの詩人ホメロスによる英雄叙事詩「オデュッセイア」が、IMAXの巨大スクリーンに史上初めて映し出される作品。ノーラン監督が脚本も務め、特別に開発された新技術を用い、映画史上初めて全編をIMAXカメラで撮影し、世界各地で撮影が行われた神話的アクション超大作。製作はノーラン監督と妻のエマ・トーマス(53)の製作会社シンコピーが手がけ、米俳優マット・デイモン(54)がイタケーの王オデュッセウスを演じる。

ノーラン監督は、全世界興行収入(興収)10億ドル(約1450億円)を記録した「オッペンハイマー」をはじめ、20年の米・英合作映画「TENET テネット」、17年の英・オランダ・フランス・米国合作映画「ダンケルク」、14年の米映画「インターステラー」、渡辺謙(65)も出演した10年の米・英合作映画「インセプション」、そして「ダークナイト」3部作で、世界興収60億ドル(約8700億円)を記録。これらの作品は米アカデミー賞に49ノミネートされ、18部門で受賞した。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 クリストファー・ノーラン監督最新作「オデュッセイア」日本公開は26年に決定