【韓流】特殊準強姦容疑のNCT元メンバーのテイル被告 10日に判決 懲役7年求刑で結審
性暴行疑惑で告訴された韓国のボーイズグループNCTの元メンバー、テイル被告(本名ムン・テイル)に、ソウル中央地裁から10日、判決が言い渡される。同地裁では、特殊準強姦(ごうかん)の容疑で裁判中のテイル被告ら3人への判決公判が予定されている。
ソウル中央地検女性児童犯罪調査1部は2月28日、ムン・テイル被告と共犯2人を性暴力処罰法上の特殊準強姦(ごうかん)の容疑で在宅起訴した。3人は昨年6月、酒に酔った女性に性的暴行を加えた疑いが持たれている。テイル被告は、被害者女性の通報で同年6月に警察に立件された後、8月に召喚調査を受けた。
その後、今年6月18日に開かれた初公判で、テイル被告の弁護人は公訴事実をすべて認めた上で「被害者が居酒屋を出る時に酒をもっと飲もうとする考えだった」と、計画された犯行ではないことを主張。被害者と合意した点、テイル被告が反省している点などを訴えた。
しかし、検察は「被告人が外国人女性旅行客で、集団で性的な暴行をした事件。事案が非常に重大で罪質が極めて不良だ。心から反省しているのかも疑問」とし、3被告にそれぞれ懲役7年を求刑し、即日結審していた。
テイル被告は、16年にNCTでデビュー。起訴された昨年、所属していた韓国大手芸能事務所のSMエンターテインメントは「事案が非常に厳重であることを認知し、これ以上チーム活動を継続できないと判断した」と、脱退を発表していた。