「ウルトラマンオメガ」ヒロイン工藤綾乃、森田健作ラジオに出演「テンションが上がりっぱなし」
女優工藤綾乃(29)が、俳優森田健作(75)がパーソナリティーを務める13日のFM NACK5「青春もぎたて朝一番!」(午前6時30分)と、21日のニッポン放送「青春の勲章はくじけない心」(午後3時)の収録に参加した。
宮崎県出身の工藤は、13歳、中学1年だった2009年(平21)に米倉涼子や上戸彩らを輩出した「全日本国民的美少女コンテスト」に出場。およそ9万5000人の中から「グランプリ」と「モデル部門」をダブル受賞して芸能界入り。翌10年の映画「劇場版 怪談レストラン」で初主演した。
森田から「オーディションで緊張したんじゃないの」と聞かれると、工藤は「緊張は全くなかった。オーディション前から、歌もお芝居も家で練習していたからかもしれません。今、振り返ってもオーディションは最高の出来たったような気がします」と振り返った。
テレビ東京系で放送中の「ウルトラマンオメガ」(土曜午前9時)でヒロインを演じている。国立自然研究センターに属し、日本の絶滅危惧種について研究する生物学者イチドウアユムは、怪獣が出現した時には政府に協力して調査、怪獣と人類の関係性を模索する。
子供の頃から熊本にある「ウルトラマンランド」によく行っていたと言う工藤は「ウルトラマンには縁と愛着がありました。オーディションの時は、ヒロインは『若くてフレッシュなイメージ』と言われていたので、まさか選ばれると思っていませんでした」と明かした。「オーディションを受けることは母には全く伝えていなかったのに、そのオーディションの2日前に母から小さい頃にウルトラマンと一緒に撮った記念写真が送られて来たんです。ビックリしましたが、今思うとその写真がヒロインに導いてくれたのかもしれません」と振り返った。
爆破シーンの迫力に「ここまでガッツリと特撮をしたのは初めてで、テンションが上がりっぱなしです。爆破シーンの撮影の時は一瞬、耳がボーッとなりました。やはりウルトラマンは特撮シーンが醍醐味(だいごみ)だと改めて実感しました」と話している。
8月から配信される主演映画「泣く綾乃」について「本番で思い通りに泣けなかったことがあったんです。それが悔しくて、毎日泣くシーンの練習をしたことがあった。とりあえず悲しいことを思い出して泣いてみようと思い、音楽を聴くことから始めました。悲しい音楽を聴いて泣くという練習をして、そこから自分でさまざまなシチュエーションを考えてみたんです。喜怒哀楽ではないのですが、いろいろなパターンで泣けるように練習したりしました」と振り返った。