舞台「ひとくず」

俳優上西雄大(60)が作、演出、主演の映像劇団テンアンツの舞台公演「ひとくず」が9日、東京・下北沢の本多劇場で千秋楽を迎える。

2020年に公開されてニース国際映画祭、マドリード国際映画祭、ミラノ国際映画祭などで主演男優賞、助演女優賞などを受賞した映画「ひとくず」の舞台版。両親から虐待を受けている少女・鞠がひとり残された家に偶然空き巣に入った金田(上西)。両親に恵まれなかった金田は、鞠に小さいころの自分を重ねて「自分のようになってほしくない」と思い行動する。鞠の母親・凛も同じような境遇で育ち、ロクでもない男、ヒロと付き合う。金田がヒロを殺し、3人の生活が始まる。

上西は「渾身(こんしん)の作品『ひとくず』を多くの方々と共有できた事を心からうれしく思います。この作品への思いが伝わればと願っております」と話している。

出演は、他に古川藍、徳竹未夏、あおい(MeseMoa.)、井田國彦、大倉弘也、岡元あつこ、風祭ゆき、なべやかんら。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 上西雄大が作、演出、主演の舞台公演「ひとくず」が下北沢・本多劇場で千秋楽「思いが伝われば」