林尚弘氏のXから

YouTubeの人気リアリティー番組「令和の虎」2代目主宰の林尚弘氏が4日、自身のX(旧ツイッター)を更新。

急性心不全により6月25日に29歳で亡くなったことが公表された番組出演者の実業家、青笹寛史(あおささ・ひろふみ)さんを追悼した。

林氏は、青笹さんの兄で実業家、青笹雅史氏が、あらためて訃報を伝える投稿を引用した上で「残された家族が落ち着いて暮らせるよう、心で冥福を祈りながら、僕はあえて通常運転でいきます。本当にすごいひとでした。今までありがとうございました」と感謝とお悔やみの言葉を記した。

雅史氏は投稿で、訃報をこれまで公開していなかったことが遺族の意向であったことや、青笹さんが亡くなった後にアップされた出演動画について雅史氏が確認、了承していたことを説明しており、林氏はその投稿内容にも配慮した形となっている。

青笹さんは島根大医学部在学中に、動画編集フリーランスとして編集活動を開始。医師免許取得を取得しながら、20年にアズール株式会社を設立した。22年に島根大卒業、医師免許取得後も動画編集の道に進み、動画編集者教育を行う「動画編集CAMP」を全国展開するなど、実業家として幅広く活躍してきた。YouTuberヒカルの動画に出演するなど、交流があったことでも知られる。

22年からは「令和の虎」に出演。同番組は起業などの出資を求める志願者たちが、青笹さんら「虎」と呼ばれる実業家の前でプレゼンテーションを行い、厳しいチェックを受けながら、虎たちを納得させて希望額まで出資額が達すると、獲得できるリアリティー番組。青笹さんは歯に衣(きぬ)着せぬ的確な発言で「あお社長」の愛称でも親しまれていた。

林氏は、昨年9月に64歳で亡くなった「令和の虎」主宰の岩井良明氏の後をついで、2代目主宰を務めている。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 「令和の虎」主宰、29歳死去の実業家を追悼「本当にすごいひとでした」遺族にも配慮