ほんこん、世良公則にエール「国会で暴れていただきたい」自身もファン「ええ歌ですよ」
お笑いタレント、ほんこん(62)が26日までにYouTube「ほんこんちゃんねる」を更新。参院選(7月3日公示、20日投開票)に大阪選挙区から無所属で立候補する意向を表明したロックミュージシャン世良公則氏(69)にエールを送った。
ほんこんは冒頭、ここ数日、体調不良でXや動画の更新ができていなかったことを明かした上で「うれしいニュースが飛び込んできております」と切り出し、日本保守党から出馬する北村晴男弁護士(69)とともに世良氏の名をあげた。ほんこんは「われらがロックスターでございまして、中学の時、すごい人気だった、サザンオールスターズとデビュー同時だったと思うんですけど、ツイストの世良公則さんが無所属で立候補される。それも、わがふるさと大阪から」と歓迎した。「ミュージシャンで保守というの珍しいと思いますけど」としながら、世良氏の経歴を紹介する記事も紹介。「『あんたのバラード』『銃爪(ひきがね)』などで一世を風靡(ふうび)」と読み上げた後に「『宿無し』もええ歌ですよ」と自らの推し曲もあげた。
また、ほんこん自身が、日本保守党から出馬依頼を辞退したことを念頭に「私は外から応援させていただきます。本当に申し訳ございません」とあらためて、自身の立ち位置を説明。世良氏が、選択的夫婦別姓に疑問を示していることや、オーバーツーリズム対策をかかげていることについて「世良さん頭いいからね」と称賛すると、「ぜひとも当選して頂いて、本当に影響力のある方なので、オーバーツーリズムとか、外国人が土地を買っていることに対して不動産の購入の規制とか、世良さんのXを見てましたら(発信を)やってはるので、当選した暁には、国会で暴れていただきたいと思います」とエールを送った。
さらに「昔からのファンというところでございますけど」とツイストのファンであるとした上で「こういう芸能活動をしながら、こういう方が政治的な発言をされているというのは、すばらしいと思います」と私見を述べた。
ほんこんは、長らくバラエティー番組などで活躍していたが、最近はABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」などで政治問題についても積極的に発言している。
世良氏は1日、大阪市で記者会見し、参院選に大阪選挙区から無所属で立候補する意向を表明した。オーバーツーリズムや、物価高対策などを訴えた。財政政策の見直しや減税を訴えた。無所属での出馬は「しがらみなく行動を起こすため」と説明した。