水道橋博士、うつ病が「きた」状況語る ジュニア「どうやってくるんですか?うつ」の質問に回答
タレントで前参院議員の水道橋博士(62)が2日までに更新された、千原ジュニアのYouTubeチャンネルに出演。自身のうつ病について語った。
バーベキューをしながらさまざまな話をする企画で、博士はジュニアらとトーク。ジュニアから「博士、あれって聞いていいんですか?うつのこと」と聞かれ、「ああ、どうぞ。全然」と答えた。
ジュニアが「どうやってくるんですか?うつって」と聞くと、博士は「よく“心の病気”って言うけど、僕の場合は完全に“脳の病気”で。“過剰積載”するとコンピューターがバンッとシャットアウトするような感じで落ちて、脳の指令が何もいかなくなるから動きがとれない…っていう感じ」と自身がうつになった状況を説明した。
ジュニアが「それは一番最初、いくつぐらいで?」と質問すると、博士は「でもそういうことを言われないころからあったかも。10代のころ、学校行けなくなったのもそうかもな、とは思う。芸能人になってからも2回くらいしてるから、その時はつらかったな。病院も行ってないし。俺、薬とか飲まない派なんで。入院してる時も薬全部捨ててたんで」などと告白した。
博士が「うつってなったことないんだ?」と逆に聞くと、ジュニアは「ないです。…と思うんですけど。今言われて、“自覚なきうつ”がもしあるなら、俺も学校行ってないしあったのかもですけど」と答えた。
それを聞き、博士は「本当にトイレに行けないぐらいだから。お風呂に入れないとかそういうレベルで。立ち上がれないレベルだから」と自身の体験を語った。
ジュニアが「それは“抜けた”っていう自覚はあるんですか?」と聞くと、博士は「それは徐々にだね グラデーション(段階的な変化)描くのは間違いない」と返答。そして「本当のうつ病は底抜けだから、“死ぬ”って一歩手前だから。でも議員の時は本当に“死ななきゃいけないな”って思うくらいだったから」などと説明していた。
博士は22年7月の参院選でれいわ新選組所属で出馬し初当選。うつ病により同年11月に休職を発表し、23年1月に議員辞職した。