石丸伸二氏、都議選落選全42人は「いったん解散」 活動継続者はサポート、既に離脱表明者も
前広島県安芸高田市長で地域政党「再生の道」代表の石丸伸二氏(42)が1日、都内で会見を行い、全42人が落選した都議選メンバーについて言及した。
会見で参院選(7月3日公示、同20日投開票)の公認候補者10人と公約を発表した上で、最後に記者の質問に答える形で都議選メンバー42人の今後について言及した。「都議選のメンバーに伝えたのはいったん解散です」と切り出した。
続けて「しかし同時にまた再結成も呼びかけています。なので今日もですけども、こうした際に都議選メンバーがかなりのサポートをしてくれています。中にはこれから政治活動を続けて行こうという意思を示している方もいるので、党としてサポートしていきますとお声掛けをしたところです」と説明した。
都議選メンバーの中にはすでに「再生の道」から離脱を表明した候補者もいる。世田谷区で立候補した気象予報士で3児の母、鳥海彩氏はXを通じ「私は、次のステップに移ろうと思います。いつかは日本や地域を変える政治家になるために、いったん『政治参画を目的とする』再生の道ではなく、フリーとなり色々なチャンスを待って(元気になれば掴んで)活動していこうと思います。(再生の道には、退団などという手続きはないそうです)」と宣言した。
都議選では、「再生の道」に応募した1128人に対し、3回の試験を実施。最終面接をYouTubeで公開した上で42人を擁立したが、42人全員が落選。政策については各立候補者に委ねていた。