須藤元気氏のコロナワクチンめぐる過去発言の釈明に医師作家「全部水に流してもらえるとでも?」
小説家で医師の知念実希人氏(46)が1日までにX(旧ツイッター)を更新。国民民主党から7月の参院選比例代表に立候補予定の須藤元気元参院議員(47)の新型コロナウイルスワクチン接種をめぐる発言に苦言を呈した。
須藤氏は過去に同ワクチン接種に否定的な発言をしていたが、6月30日に都内で記者団の取材に応じ、過去の発信を釈明して謝罪した。
また、同日にYouTubeチャンネル「救急医政治家・福田とおるチャンネル」に国民民主党の玉木雄一郎代表とともに出演し「コロナワクチンに対してリスクがあるっていうふうに発信している学者さんだったりとかとお会いして話を聞くようになって、どうしても危ないんじゃないかという意識があって、そういった情報を中立的に取れずに発信してしまった」「違ったことを発信してしまったことに対して公衆衛生政策というものを歪める発信に対しては本当に反省しています」と釈明した。
知念氏はこの動画に関する一般ユーザーの投稿を引用し、「4年前、国民の命を守る為、必死にワクチン接種業務を行っていた医療機関には、軒並み脅迫状が届きました 中には反ワクチン活動家による襲撃を受けたところまでありました」と振り返りつつ、「それだけのリスクを負った関係者を『毒を打っている』と貶めていた人物が選挙前だけ豹変して、全部水に流してもらえるとでも?」と須藤氏の過去の発信にあらためて苦言を呈した。
続く投稿でも「つまり、須藤元気氏は国会議員でありながら、科学的な根拠もなく、国民の命に直結するパンデミック時のワクチン接種という事柄について、ノリで反対運動をしていたんでしょ?」と疑問を投げかけ、「何十万人もの国民の命を奪いかねない行為を安易にしていた人物が、今ごろ『ワクチン大切だったんですね』って酷くない?」と憤った。