昇格記念ライブを行ったAKB48の18期生。左から成田香姫奈、工藤華純、山口結愛、久保姫菜乃、新井彩永、秋山由奈、迫由芽実、八木愛月(撮影・中島郁夫)

AKB48の18期生メンバーが29日、横浜・KT Zepp Yokohamaで「AKB48 18期生昇格記念LIVE!」千秋楽公演を開催した。

23年4月にお披露目された18期生の秋山由奈(19)、新井彩永(19)、工藤華純(20)、久保姫菜乃(19)、迫由芽実(19)、成田香姫奈(21)、八木愛月(20)、山口結愛(16)の8人が、今年4月に正規メンバーに昇格したことを記念して今月27日から4日間開催。19期研究生と20期研究生も加えた、未来のAKB48を担うフレッシュな16人で臨んだ。

新井が「千秋楽、よっしゃいくぞー!」と笑顔で盛りあげ、名曲「言い訳Maybe」で幕開け。八木は「ずっと夢だった18期生のライブができてとってもうれしいです! 千秋楽ということで私たちの全部のパワーをこの公演に投げたいと思います」と意気込んだ。

18期生メンバーを中心に据えたユニット曲も数曲披露。「思い出以上」は各期の最年少メンバーである山口、白鳥沙怜(14)、近藤沙樹(13)で披露。激しいダンスと大人びた表情で会場を魅了した。成田香姫奈(21)はソロで「愛と悲しみの時差」を熱唱し、持ち前の美声を響かせた。

MCでは「毎公演MCで一発ギャグ」を公約に掲げていた工藤がやる気満々の表情で登場。「ヘビーローテーション」と「蛇」をかけた一発ギャグが大ウケし、スタンディングオベーションがおくられた。

工藤は「ギャガーとして1歩踏み出せたのかなって。そのためにAKBに入ったんで。またパワーアップしてここに戻ってこようかな」と満足げ。19期研究生の奥本カイリ(18)も工藤からのむちゃぶりに応え、ギャグを披露して沸かせた。

18期生のダンスパートではそれぞれが迫力あるパフォーマンスで魅了。客席にも登場し、惜しみなくファンサービスを送った。本編最後の「夕陽を見ているか?」では肩を寄せ合い、涙ぐむメンバーもいた。

アンコールでは秋山が「本当にこの8人に出会えたこと、すごく幸せだなって思いますし、本当に18期がこの8人でよかったなって思ってます」と伝えた。「これからも私たちはがむしゃらに夢を追い続けるので、皆さん一緒に背中を押してくださるとうれしいです」と呼びかけた。

グループは今年で20周年を迎える。秋山は瞳を潤ませながら「この1年はAKB48にとって絶対に大切な年になると思いますし、AKBの年にしたいって思ってます」と力を込めた。「その先には私たちが夢に掲げている東京ドームがあると思ってます。東京ドームに向かって私たちもAKB48を引っ張れるようなメンバーになりたいなと思ってます」と熱く意気込み、大歓声を浴びた。

ダブルアンコールでは再び「言い訳Maybe」を披露。2時間超えのライブで完全燃焼し、全員が満面の笑みでステージを去った。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 AKB48の18期生が笑顔と涙の昇格記念ライブ「AKB48を引っ張れるようなメンバーに」