膳場貴子あきれる「言葉がないんですけれども、これ」小中学教員の女児画像共有 サンモニで憤り

膳場貴子アナ（2021年6月撮影）

フリーアナウンサー膳場貴子が29日、キャスターを務めるTBS系「サンデーモーニング」（日曜午前8時）に生出演。小中学校の教員が女児を盗撮した画像を、10人ほどの教員グループのSNSで共有していたとされる事件について、一言で私見を語った。

番組では、愛知県警が24日に、名古屋市立小の教員、森山勇二容疑者（42）と、横浜市立小の教員、小瀬村史也容疑者（37）を性的姿態撮影処罰法違反（撮影など）容疑で逮捕したことを報道。森山容疑者が女子児童を盗撮した容疑に加え、画像を全国の小中学校の教員10人ほどが参加しているSNSのグループチャットで共有していたとされることも報じた。

膳場はあきれたような表情で「いやあ、谷口さん…言葉がないんですけれども、これ」と憤りながら、ビジネスと人権研究所の代表理事、谷口真由美氏に話題を振った。谷口氏も「怒りしかないですよね。学校は安全な場所だと思って預けているのに、それが危険な場所であるということが今回ちゃんと分かった」と応じると、「包括的性教育ってすごい大事じゃないかと思っていて、犯罪をした側の先生たちがちゃんと性教育を学び直して、子供たちのプライベートゾーンがどこなのか、性犯罪がいかに尊厳を傷つけるか、ちゃんと学び直してもらいたい」と指摘。子供たちに対しても「自分の性にかかわることとか、嫌なものは嫌だ、NO、とちゃんと言えるための性教育をすべき。そういう意味で二重に、ちゃんと性について教えるしくみを学校でも整えてもらいたい」と訴えた。