三谷幸喜氏(2024年8月撮影)

脚本家の三谷幸喜氏(63)が28日、総合司会を務めるTBS系「情報7daysニュースキャスター」(土曜午後10時)に生出演、解散したTOKIOの松岡昌宏(48)への思いを友人として語った。 番組では、国分太一(50)のコンプライアンス違反をきっかけにTOKIOを解散した松岡が、27日に取材対応した様子をノーカットで放送。TBS安住紳一郎アナウンサー(51)に「三谷さんも、松岡さんとはお仕事長いと思いますが」と話題を振られると、三谷氏は「松岡さん、舞台2本、一緒にやらせていただいて、わりと僕、気心の知れ合った友達っていないんですけど、珍しい感じの…友人ではあるんですけど」と松岡との親交の深さを明かした。

松岡の人間性について三谷氏は「すごく真面目な人だし、何て言うんだろう、肝の据わった人。毎回会見の時もちゃんと逃げずに、マスコミに真摯(しんし)に向かい合うじゃないですか。すごい偉いなと思って見ているんだけども」と語ると「きっと彼は本当に友情にも厚いし、たぶん、TOKIOのことも一番愛しているのは彼だと思うから、すごくつらいだろうな、という風に思いますね」と思いやった。

ここで20分近くにわたった松岡の取材対応を放送。最後は拍手が起きた様子も映された。VTRを見た三谷氏はしみじみ「彼はすごいですね。どんな質問に対しても、きちんと理路整然と誠実に答えているし、たまにユーモアもまじえて、空気が固くならないように気をつかって、最後皆さん拍手されていたけど、マスコミの方が、何か分かる気がしますね」とコメント。「しかもこれ、舞台(のリハーサル)が終わった後じゃないですか。すごい明るい楽しいお芝居なんですよ」と主演舞台「家政夫のミタゾノ THE STAGE レ・ミゼラ風呂」に触れ「そんな明るい楽しい芝居をやった後に、切り替えてここに臨んだというのも、すごい大変だったろうなと思いますね」と心境をおもんぱかった。

最後は「旅公演続くと思いますけど、僕はたぶん見に行かないと思いますけど、頑張って下さい」と冗談をまじえ、カメラ越しに松岡にエール。安住アナから「見に行く、でいいじゃないですか」とツッコまれた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 三谷幸喜氏、友人松岡昌宏を語る「肝据わった人。TOKIOを一番愛している。つらいだろうな」