松岡昌宏が主演舞台初日、TOKIO解散には触れず「お体を壊さないように」ファン気遣う
25日に解散したTOKIO松岡昌宏(48)が28日、愛知・東海市芸術劇場で行われた主演舞台「家政夫のミタゾノ THE STAGE レ・ミゼラ風呂」愛知公演(29日まで)初日に出演した。
松岡は前日27日のリハーサル後に、解散後初めて報道陣の取材に対応。「残念ではありますがこれ以上、TOKIOを名乗るわけにはいかない。さすがに限界」などと解散の経緯を説明し、ファンや関係者に謝罪した。コンプライアンス違反が判明し、解散のきっかけとなった国分太一(50)への思いも吐露。報道陣の質問がなくなるまで真摯(しんし)に対応した。
それもあってか、この日の2回の公演で解散について触れることは一切なかった。客席のスタンディングに迎えられ、カーテンコールに2度登場したが、「お暑い中、誠にありがとうございました。温かい拍手に私たちは幸せです。本当にお暑くなってます。隣の町は梅雨明け。そろそろこの街も梅雨明け。お体を壊さないように」などとファンの体調を気遣った。公演を楽しみに来てくれたファンのために、全力で舞台に取り組むという覚悟を感じさせた。公演後はTシャツに黒っぽいズボン、サングラス姿で早々に会場を後に。出待ちするファンに頭を下げ、気さくに手を振っていた。
そんな松岡の姿にファンからは「すばらしかった」「最高の舞台だった」などと称賛する声が相次いだ。前日の会見についても、国分がプライバシー保護を理由に沈黙を続けている状況で、さまざまな臆測も飛び交い始めていただけに、ファンの1人は「しっかり打ち消してくれたのは良かった。国分君に何があったのかは、松岡君も『知らない』と言っている以上、見守るしかない」と思いやっていた。