62歳シンガー、パンダ返還に思い 「中国へ旅立つのです」「彼女たちは和歌山生まれ」
「愛・おぼえていますか」で知られる歌手の飯島真理(62)が27日、自身のブログを更新。中国への返還が決まり、一般公開最終日を迎えた和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」のパンダへの思いをつづった。
飯島は「和歌山のパンダたちの中国への出発が迫って来て、胸が締め付けられるような気持ちで過ごしています」とパンダたちへの思いを吐露した。
さらに「辛い、切ない、色々。会いに行きたかった、、、、、結浜ごめんね」と心境を明かし「中国へ帰るのではなくて、中国へ旅立つのです。だって彼女たちは和歌山生まれ」と続けた。
さらに「飼育員さんたちや、毎日会いに行っていた人々の心もおもいます」と関係者らを思った。
同施設では、27日がジャイアントパンダ全4頭の一般公開最終日だった。朝の開園と同時に、大勢が入場して、お別れを告げた。
中国への返還が決まってからは、隔離検疫が必要となるため、屋外での展示は5月末に終了。その後は、施設内2カ所でガラス越しでの対面となっていた。
返還される4頭は24歳で母パンダの良浜(らうひん)とその子の結浜(ゆいひん)(8歳)、彩浜(さいひん)(6歳)、楓浜(ふうひん)(4歳)。28日にアドベンチャーワールドを出発し、中国・四川省の繁殖研究施設へ向かう。