ブラッド・ピット自宅に空き巣 映画ＰＲで都内滞在中 セレブ宅被害相次ぐ

ブラッド・ピット（2022年8月撮影）

来日している米俳優ブラッド・ピット（61）の米ロサンゼルスの自宅が25日夜、空き巣の被害にあったことが分かった。ピットは27日公開の新作映画「F1／エフワン」のプロモーションのために都内に滞在中で、事件当時自宅には誰もいなかったという。

ピットの代理人からは、コメントは発表されていない。

複数のメディアが26日に報じたところによると、3人組がロス・フェリス地区にある自宅の正面フェンスを乗り越えて庭に入り、窓から侵入。室内を荒らし、さまざまな物品を盗んで逃走したという。ロサンゼルス市警察は盗まれた品や金額など詳細は明らかにしていない。

ロサンゼルスではこの数年セレブの住宅を狙った強盗が多発しており、女優ニコール・キッドマンと夫で歌手のキース・アーバンの自宅もバレンタインデーに強盗被害に遭っている。

また、俳優トム・ハンクスと女優リタ・ウィルソン夫妻のロサンゼルスの自宅も昨年8月に強盗に入られているほか、23年末にはキアヌ・リーブスの自宅から銃が盗まれる事件も起きている。

警察は自宅並びに周辺の防犯カメラの映像を元に捜査を進めており、南米からの大規模窃盗団がいるとみて過去の事件との関連性も視野に調べているという。（ロサンゼルス＝千歳香奈子通信員）