加藤茶「間違ってなかった」 高木ブー「頑張るしかない」 ザ・ドリフターズ新世代ファン獲得
ザ・ドリフターズの加藤茶(82)高木ブー(92)が26日、東京・京王百貨店新宿店で、「結成60周年記念 ザ・ドリフターズ展~発掘! 5人の笑いと秘宝たち~」のオープニングイベントに出席した。
同展示は24年7月に東京・上野で始まり全国を巡回、東京に戻ってきた。
加藤は「子供さんのファンが多いんでびっくりした。60年たって新たなファンが増えてうれしいです。昔は子供に『見ちゃいけない』って言ったでしょ。それが喜んでくれてうれしいです。俺たちは間違ってなかった。やってよかった。まだまだ俺たち頑張んないとな」と話した。泣いてしまうファンもいると加藤が言うと、高木は「自分の好きな人がそばにいるってことはうれしいんだよね。頑張るしかないよ」と応じた。
コントで使ったカツラ、“ハゲ初号機”の展示も見もの。加藤は「カミさんに捨ててくれって言ったら、取ってあったの。よくとっておいてくれてたなと思って。もったいないからって、内緒でとっておいてくれたみたいです」と明かした。
また、高木が描いた絵も展示されており「きっかけは年賀状で、カミナリさんの絵を描いた。ある方からカレンダーにしたらどうですか、と。試しにやってみようと。1カ月2枚24枚描いたら、くせになった。うまいとは言えないけど、見られるようになったことは事実」と話した。
セレモニー後、加藤と高木は、会場入り口で来場者を出迎え、名刺を渡して感謝を伝えた。感激で泣いてしまうファンや、親子で来場する観客も多く見られた。
加藤は「やっぱりお子さん多いよね。いろんな方が来てくれるのでうれしいです。長生きしてくださいって言われたので、頑張って長生きします」と言い、高木も「すごいよね。うれしいよね」と喜んだ。