月亭八光、笑福亭鶴瓶の“暴挙”にも「僕だけを笑かすために来はったんですよ。感動してね」
落語家月亭八光(48)が25日放送のABCテレビ「これ余談なんですけど…」(水曜午後11時17分=関西ローカル、TVer配信あり)に出演。笑福亭鶴瓶のエピソードを明かした。
八光は駆け出しのころ、落語祭の打ち上げで雑用係を担当。担当したのは古今亭志ん朝さんと3代目桂春団治さんという、東西の重鎮のテーブルだった。
2人が落語界の未来について語りだし、八光が聞き耳を立てていると、酒に酔った鶴瓶がニヤニヤしながら近づいてきて、シャツを脱ぎ、ブリーフ一丁に。志ん朝さんと春団治さんの周りをぐるぐると回り出し、ついにブリーフを脱いでしまったという。
それでも、2人が無視して会話を続けると、鶴瓶はなんと春団治さんの頭に“イチモツ”を乗せるという暴挙に。志ん朝さんが持っていた扇子でスッとどけてしまったそうで、八光は「粋だな」と笑いながら振り返った。
八光は「鶴瓶師匠は、僕だけを笑かすために来はったんですよ。昨日今日入った最若手を笑かすためだけにやりに来た。感動してね」と鶴瓶さんの振る舞いに感謝しながら、「その後、鶴瓶師匠ね、誰も何も言うてくれへんから、寂しそうにパンツはいて帰って行った」と笑わせていた。