会見するフジテレビ清水社長(撮影・中島郁夫)

フジ・メディア・ホールディングス(FMH)およびフジテレビの社長に就任した清水賢治氏が25日、都内で同日に行われたFMHの株主総会と取締役会後に報道陣の取材に応じた。

今回の株主総会では中居正広氏と元局員でアナウンサーだった女性との間で起きた性加害問題をめぐる一連の対応などに端を発し、抜本的改革案なども提案した。また、会社側が提案した清水社長や、ファミリーマート元社長の澤田貴司氏ら取締役11人全員が投票の末、選出される結果に。「物言う株主」として開催前からさまざまな意見を主張していた米投資ファンド、ダルトン・インベストメンツが提案した候補者は12人全員が否決された。

清水社長はダルトン側提案者の得票の賛成率について「一番高い人でも3割に達しなかったと聞いています」と明かした。ダルトン側提案ではSBIホールディングスの北尾吉孝会長兼社長らが候補に挙げられていた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 フジ株主総会、ダルトン側提案者の得票の賛成率は「一番高い人でも3割に達しなかった」清水社長