ヘンリー王子、父チャールズ国王&兄ウィリアム皇太子との5年以上に及ぶ確執が雪解けか?
英王室を離脱したヘンリー王子(40)が22日、2027年7月に英バーミンガムで開催される自身が設立した負傷兵士らのための国際スポーツ大会「インビクタス・ゲーム」に確執が取り沙汰される父チャールズ国王と兄ウィリアム皇太子を招待する意向であると、英メール・オン・サンデー紙が報じた。これを機に5年以上に及んだ確執が雪解けに向かうのか注目される。
2020年に米カリフォルニア州に移住して以降、王室との確執が続くヘンリー王子は、5月に出演した英BBCのインタビューで「家族との和解を望んでいる」と述べていた。
情報筋によると、王子は家族を招待することに同意したといい、父親が意見の相違を乗り越えて大会に参加し、退役軍人らを支援してくれることを期待しているとコメント。「王室は常にインビクタスを支援し、ヘンリー王子がこの分野で成し遂げたことを誇りに思っている。これは王子からの和解申し出の1つで、それに応えてくれるかもしれない」と述べている。
王子は2014年にインビクタス・ゲームを設立し、今年2月に第7回目となる大会がカナダのバンクーバーとウィスラーで行われた。第1回目のロンドン大会以来13年ぶりの英国での開催となる次回大会は、最終日がカミラ王妃の80歳の誕生日と重なる。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)