渡邊渚(2022年3月撮影)

一昨年7月から病気で療養し、昨年8月末にフジテレビを退社した元アナウンサーの渡邊渚(28)の初写真集「水平線」(集英社)が25日から発売が開始される。

渡邊は何度も自身のインスタグラムでPRを続けてきた。初写真集について「タイのクッド島で美しい水平線を眺めて、心が浄化された日々を思い出します タイトルにはいろんな意味を込めています」と記述。続けて「実際に本を見てメッセージを読んだら届くのではないかな~と思っていて、皆さんの手に渡る日を楽しみにしています」とつづっていた。

今月18日には「週プレ@グラビア」の公式Xの動画に登場。撮影場所のタイの浜辺でビキニに白Tシャツを合わせ「渡邊渚 写真集発売まであと6日でーす! 楽しんでまーす!」と言って手を振っていた。

19日の午前4時台には突如、「#眠れないから夜中のぼやき」とつづり自身の胸中を明かした。「毎晩目を閉じたら、冷凍保存されたトラウマが蘇ってきて、怖いから眠れない。何も考えずに寝たいって、ずっと思ってる。早く楽になりたい」と書き出し「2年前のトラウマがなかったら、普通に仕事をして、普通に友人と会えて、普通にご飯を食べられているはずだったと思うと苦しくて、元の人生が欲しくてたまらない。どれだけ誠実に向き合っても、勝手に真実を歪められる」とつづった。

そして「今、私が死んでも、誰も責任を問われないし、多くの人達が表現の自由で守られるのでしょう。私が死んでも何も変わらない」とした上で「だから頑張って生きてきたけど、人生を返して欲しいって思うことの何がそんなに悪いのでしょうかね。私が生きてることがそんなに不都合なのかな」と記述。最後にハッシュタグ「#眠れないから夜中のぼやき」で締めくくった。

その後は通常の写真集PR投稿が続いた。「明日6月23日発売『週刊プレイボーイ27号』表紙&巻頭グラビアを担当しました! 今年2度目の表紙で嬉しいです」と書き出し、同誌の表紙を公開。ビキニにジーンズを合わせたコーデだった。

慶大卒の渡邊は20年にフジテレビに入社。23年7月から体調不良で療養。病名は公表していなかったが、昨年10月1日の投稿で「PTSD」(心的外傷後ストレス障害)を患っていたことを公表。1月末には初フォトエッセー「透明を満たす」を出版。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 渡邊渚「私が生きてることが不都合?」投稿乗り越え25日に初写真集発売、タイトルに込めた意味