劇場版「JAZZ NOT ONLY JAZZ」が9・19公開 一夜限りのライブが映画に
映画「劇場版『JAZZ NOT ONLY JAZZ』」(製作・配給WOWOW)が9月19日から全公開されることが25日、発表された。
昨年6月21日に東京・NHKホールで一夜限りで開催されたライブイベント「JAZZ NOT ONLY JAZZ」がスクリーンによみがえる。“日本で最も多忙なドラマー”と言われる若き天才、石若駿(32)が、ギター西田修大、細井徳太郎、ベースのマーティ・ホロベック、サックス松丸契、トランペット山田丈造、ピアノ渡辺翔太と実力派バンド「The Shun Ishiwaka Septet」を結成。ゲストにアイナ・ジ・エンド、上原ひろみ、大橋トリオ、田島貴男(Original Love)、PUNPEE、堀込泰行を迎えて熱いセッションを繰り広げた。今年9月18日には第2弾「JAZZ NOT ONLY JAZZ 2」(東京国際フォーラム)が開催される。
石若は「普段ご一緒する機会の少ない豪華ゲストの方々と、一夜限りのセッションを作り上げられたことは、本当に特別な経験でした。さまざまなアーティストとジャズのバックグラウンドを持つバンドがコラボし、自分自身の新しい扉が開いたような感覚もありました。そんな思い入れのある公演が、劇場で再び体験できるのが本当にうれしいです。ぜひ“あの夜”をスクリーンで体感してください」と話している。
アイナ・ジ・エンドは「まさかの映画化! とても驚きました。石若駿君を筆頭に、素晴らしい方々が集まり、とてつもない化学反応が巻き起こった夜でした。客観的に見ていても、あんなに吸引力があるステージは、なかなか見られない気がします。そんな日に携わらせてもらえて幸せでした」。上原ひろみは「ライブという一瞬を、たくさんのミュージシャンと共に生きることができました。ライブというのは一瞬で、切なくはかない。けど、その瞬間は確実に存在していて、リアルである。その瞬間を、映画館という音への集中力が高まる場所で上映していただけるのは、うれしいです」。
大橋トリオは「今まで聞いたことのない音、チャレンジングでクリエーティブフレーズがバンドメンバーから飛んできて、さまざまな化学反応をおこしながらも、とても楽しくセッションさせていただきました。それでこそジャズなのでしょう」。田島貴男は「アーティストたちがみんな素晴らしくてとても充実した夜でした」。
PUNPEEは「あのヒリヒリした感覚を思い出しました。生ならではのドライヴ感が映画館ではどう伝わるか楽しみです」。堀込泰行は「あの夜は素晴らしいミュージシャンとの出会いがあり、今でも出演できたことをうれしく思っています。アーティストの皆さんはもちろんのこと、バンドのメンバーともつながりを持つことができ、その後も交流を続けられていることは僕の音楽人生にとってひとつの宝物のようなものです。あらためて感謝!最高の夜をぜひ」と話している。
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