MALIA.(2010年5月撮影)

4度の結婚および離婚を経験し、シングルマザーとして4人の子どもを育てるモデルで実業家のMALIA.(42)が24日までにインスタグラムを更新。両親の離婚に思いをつづった。

MALIA.は80歳の誕生日を迎えた母を祝った写真をアップ。「ママは38歳でわたしを産みました。1983年当時、国際結婚はまだ今ほど多くなかったと思う。ハーフとして育った幼少期は、決して楽しいことばかりじゃなかった。でも、そんな時代にすべてを乗り越えて、何もかもを自分で切り拓いて生きてきた人。“バリキャリ”なんて言葉がなかった頃から、自分のキャリアを貫き、娘をひとりで育て上げた人」と母を紹介した。

MALIA.はパキスタン人の父と日本人の母を両親に持つが、「幼いわたしは両親の離婚理由も分からず『なんで?どうして?』が大きく膨らみ 思春期には酷く荒れた」という。しかし「子どもには見えなかった“それ”も、大人になった今なら少しずつ理解できる」とし、「教育方針の大きな違い。パパはわたしのPakistanの血を大切にしたかった。ママは日本人としての心を大切にしたかった。国際結婚では“あるある”かもしれないけれど、ふたりは解決策を見出せず、離婚に至ったのだと思う」と推察した。

「ママはわたしを引き取ってひとりで育てることを選び、それでも『寂しい』と感じさせないくらいなんでも経験させてくれた。幼少期から世界を見せてくれました 夏休みはSwissに旅行。高校に上がってからはCanada留学。シングルマザーであることを一切言い訳にしなかった」と回想。「正直、自分で言うのもなんだけど、わたしを育てるって安易ではなかったはず」と推し量りつつ、「たくさんのありがとうと、これからも元気で世界中飛び回ってね」と感謝のメッセージをつづった。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 シングルマザーモデル、国際結婚した両親の離婚に理解「“あるある”かもしれないけれど…」