田原俊彦、NHKが「出演はなくなりました」と発表 24日生放送「うたコン」理由は触れず
NHKは23日、ラジオでの不適切な言動が騒動となっている歌手田原俊彦(64)が、出演予定だった24日生放送の音楽番組「うたコン」(火曜午後7時57分)に出演しないことを、番組公式サイトやXで発表した。
公式に「出演者の変更に関して」と題した文面を掲載し「6月24日の放送回で田原俊彦さんの出演はなくなりました」と伝えた。出演を取りやめた理由や、申し出たのがどちらか、などについては触れられなかった。24日の同番組は「美空ひばり特集」でNHK大阪ホールから生放送の予定となっている。
田原は、15日放送のTBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」での言動が問題化。アシスタントの山本恵里伽アナウンサー(31)から「こんなに足上げたんですか」という質問に対し、「真ん中の足はもっと上がるんだけどね」などと答えて、「やめてください」と拒絶されていた。さらに、1988年(昭63)に主演したフジテレビ系主演ドラマ「教師びんびん物語」のプロフィルを紹介されると「今もギンギンです」と下ネタで笑いを取った。さらに山本アナの手を触るなど、不適切な言動が問題となっていた。
田原は22日に自身のイベントで取材に応じた際、「発言や行動は気をつけていきたいと思います。お騒がせしてどうもすみませんでした」と謝罪。爆笑問題の太田光も22日の同ラジオで、田原が「サービス精神が旺盛」とした上で「オレもトシちゃんのセクハラっぽいものとか、パンツ見せたりとか、今まで喜んでいた部分があって、そういうのは今の時代としては、特に昼間のラジオの中でオレがトシちゃんに求めちゃって、あの人は求められると絶対答えるという人なので、それはトシちゃんにも申し訳なかった」と謝罪していた。