松原健之、故郷・静岡の大先輩に誓ったヒット
歌手松原健之(45)が23日、都内で「第39回藤田まさと記念・新作歌謡作品コンクール」の表彰式に出席した。
日本音楽著作家連合の主催で85年にスタートしたコンクールで、松原が歌唱することを前提に作詞と作曲を募集。「愛になるふたり」と「時にはあなたの…」の2曲が最優秀作詩賞と最優秀作曲賞を受賞した。
この2曲を20周年記念曲としてCDで発売する松原は「バラードの『愛になるふたり』とシティーポップの『時にはあなたの…』。この2曲を自分の子どものように大切に歌っていきます。ぜひヒットにつなげたい」と誓った。
藤田まさとさんは同じ静岡出身の作詞家だ。「同郷の大先輩です。先日、お墓参りをしてお線香とお花、そしてCDをお供えしてきました。大切に歌っていきますから見守ってくださいとお願いしました」と話した。
静岡にはエコパスタジアムがあり、多くのビッグアーティストがライブを行ってきた。「自分もここでライブをやるのが夢であり目標です」。
今年1月には虫垂炎を切除する手術を実施。「腹腔(ふくくう)鏡手術でした。今はまったく問題ありません」。透明感ある繊細な歌声は演歌歌謡界でオンリーワンの存在感を放っている。20周年の節目の年は「愛になるふたり」「時にはあなたの…」の2曲で走り抜ける。