NHKに「すさまじく違和感覚えた」発言の石丸伸二氏に「もうこの芸風飽きた」54歳批評家私見
批評家の東浩紀氏(54)が23日、X(旧ツイッター)を更新。NHK「東京都議会議員選挙開票速報2025」(日曜午後10時半)に出演した地域政党「再生の道」代表の石丸伸二氏(42)が放送中に同局へ苦言を呈したことに私見を述べた。
東氏は石丸氏のNHKへの苦言を伝える記事を引用した上で「もうこの芸風飽きた」と指摘。別の投稿で「こういうコミュニケーションが新しく魅力的に見えていたんだから、昨年の世論は狂っていたんだなあと思う」とつづった。
東氏の一連の投稿に対し「金勘定は得意でも人の心をつかむのが不得意なんだろうな。結果として負けたのだから紛れもない事実であって、潔く認めて、『次こそは頑張りたいから応援してね。』でまとまると思うんだけどな。ただ、ただ勿体無い」「定義を明確にする話し方は良いんだけど、言葉尻ひとつでも気にしすぎて、話しが前に行かない印象がある。三菱UFJのアナリストしてたから経済関連は強いと思うんだけどね...」「言葉狩りだけが取り柄だから、、、」などと書き込まれていた。
石丸氏は公募した1128人を相手に3回の試験を行い、最終面接をYouTubeで公開した上で42人を擁立。政策については各立候補に委ねるとしてたが、全員落選した。
石丸氏は同番組に午後11時8分ごろに登場。その時点で当確議員がいない状況で手応えを問われ「昨年の都知事選でもお伝えしたのですが、選挙の結果はあくまで都民の意識が可視化されたもの、それ以上でも以下でもない、という受け止めでした」と切り出した。
その後、「都議選の結果を踏まえて参議院選をどう戦うか」と聞かれた石丸氏は「今日の夕方のニュースで、NHKが各党が参院選の前哨戦として都議選を捉えているという報道をされましたが、すさまじく違和感を覚えていました」と反応した。
続けて「もしその党があるのであれば、どの政党なのか示していただきたいですし、仮に本当にそう言ってたとしても、NHKともあろう局がそのような表現をすべきではないと改めて強く批判をしておきます。その意味で国政は国政、地方議会は全く別物なので、再生の道としても、参院選に向けては個別のテーマを掲げて臨んでいます」と語った。