野口健氏(2024年11月撮影)

アルピニスト野口健氏(51)が23日までにX(旧ツイッター)を更新。歌手田原俊彦(64)が不適切な言動を謝罪した件をめぐり、私見を述べた。

野口氏は、この件についてエジプト出身のタレント、フィフィが自身のXで「『出演者が生放送中に冗談で女子アナの手を触っただけで、コンプラ違反は騒ぎ過ぎ』と、昔の話を持ち出して批判している人がいるけど、あの頃だって許されていたわけではないよ、気持ち悪くても笑って我慢していた人もいたでしょう…ただ今はそれに『やめて下さい』と、声を上げられる時代になっただけ」とした投稿に言及。「そうか…僕は仕事先ではじめて会う人に握手をする習慣がありますが『手を振られるだけで』嫌悪感を覚える女性がいるならば、握手の際に『手を触れていいですか?』と確認しなければならない時代なのかもしれない。海外では握手と同時に相手のほっぺにキスをしたり」と自身の行動を省みた。

続く投稿でも、初対面の人との握手について「僕はこれまで実に多くの方々と握手をしてきましたが、中には不快と感じていた人もいるのかもしれない…。海外育ちが長かったためか初対面の時に握手をする習慣が僕にはあります。握手、僕は好きな習慣ですが『好きでもない人の手を触れたくない』と言われたら何て返事をすればいいのだろう。もちろん、シチュエーションもあるのでしょうが…」と複雑な思いを吐露し、「いやいや、気をつけなければいけませんね」とつづった。

田原をめぐっては、TBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」(日曜午後1時)にゲスト出演した際、アシスタントを務める同局の山本恵里伽アナウンサー(31)に対して不適切な言動があったとして、局側が再発防止の申し入れをしたことを発表した。

田原は15日に放送された同番組で、山本アナからの「こんなに足上げたんですか」という質問に、「真ん中の足はもっと上がるんだけどね」などと答え、「やめてください」と指摘されていた。さらに、1988年(昭63)に主演したフジテレビ系主演ドラマ「教師びんびん物語」について紹介されると「今もギンギンです」と下ネタで笑いを取るなどしていた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 野口健氏、田原俊彦の不適切言動への指摘めぐり自省「中には不快と感じていた人も…」