ABCテレビ新人・久保光代アナの趣味は塩集め「人生で食べきれないくらい集めてます」
大阪・ABCテレビの新人、久保光代アナウンサー(23)、新貝まゆアナウンサー(22)がこのほど、新人アナウンサーのニュース読みデビュー“初鳴き”に先立ち、取材会に出席した。
久保アナは佐賀県出身で青学大出身。17日の同局テレビ「おはよう朝日です」(午前5時)、同局ラジオ「おはようパーソナリティ小縣裕介です」(午前6時30分)に出演し、ABCラジオニュース内(午前10時7分ごろ)で初鳴きする。また、「ウラのウラまで浦川です」(火曜午後3時)のオープニングにも出演する。
担当してみたい番組に「探偵!ナイトスクープ」や「朝だ!生です旅サラダ」を挙げ、「信頼していただけるアナウンサーになって、報道番組にも挑戦したい」
あこがれは同局の加藤明子アナで、「研修で担当していただいたんですけど、共感を呼ぶ伝え方をされる加藤アナウンサーに感動して、自分の原稿の読み方が分からなくなるくらい心動かされました。加藤アナのようにバラエティー、報道、ラジオといろんなことに挑戦し、言葉ひとつで共感を呼んだり、きっかけを届けられるようなアナウンサーになりたいです」と目を輝かせた。
ABCテレビと言えば、「虎バン主義」と銘打ち、阪神応援に熱を注いでいる。九州出身、関東の大学卒ということもあり、これまでは阪神になじみも薄かっただろうが、研修では新貝アナとともに、プロ野球中継でもおなじみのベテラン中邨雄二アナから「六甲おろし」を習ったそうで、「発声練習で六甲おろしを。ちょっとずつファンになりつつあります。ぜひ勝っていただいて歌いたいです」とじわじわ染まっている。
学生時代からセント・フォースsproutに所属し、フジテレビ系「めざましテレビ」のリポーターなどで活躍。
一方で、大学教授から「教授目指してみない?」と誘われ、大学4年分の単位を3年で取得し、学業奨励賞を受賞し続け、飛び級で大学院に進学。大学2年間は“塩の研究”に没頭して卒業した。
塩の研究?
「塩が専売で赤いキャップのお塩だったときがあって、そのあと自由化されて以降の経済史、最近の塩の歴史みたいなことを勉強していました」
そのため、塩の話になると「語っちゃいます」。ソルトコーディネーターの資格を持っており、“効き塩”もできるそうで、「料理によって使い分けてます。50種類くらい持っていて、人生で食べきれないんじゃないかっていうくらい集めてます」
久保アナいわく「形で言うとピラミッドの形をした、小さい爪に乗るくらいのサイズのお塩が好きで、味は新月の時と満月の時にしか取れない塩があって、新月の時のものは魚に合うし、満月の時のものは味が濃いのでお肉とかに合わせられます」
先輩アナからも、食事に合う塩を尋ねられており、「塩については趣味の一環で今後も知識を増やしていきたいと思ってます」と笑顔で話していた。