“常に輝き続ける”郷ひろみ、ステージ初披露新曲の振り完璧ファンに「涙がチョチョ切れる」
歌手郷ひろみ(69)が24日、埼玉・サンシティホール大ホールで、郷ひろみ2025年全国ツアー「70 YEARS a GO!」初日公演を行った。「復刻と進化」をテーマに掲げ、往年の名曲は現代風にアレンジ。常に輝き続ける姿をファンに見せつけた。
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唯一無二のエンターテイナーとして常に輝き続ける郷。全身にスワロフスキーをあしらったド派手な紫のセットアップに銀色のシューズ。文字通り“常に輝き続ける”姿で登場すると、会場は大歓声に包まれた。
オープニング曲は、28日発売の新曲「最強無敵のDongDongDong!」をステージ初披露。ひずんだギターサウンドのロックナンバーだが、キャッチーなサビと印象的なダンスは新たな代表曲を予感させた。すでに曲を覚えているファンは、郷の振りに合わせてペンライトを振った。「本当にどうもありがとう。涙がチョチョ切れる」と感慨深げ。「もう、びっくりしたね。みなさん、振りが完璧です。それに驚いてマイクを倒しそうになった」とほほ笑んだ。
同ツアーでは日替わりコーナーを用意。初日は「ヒロミザベスト10」を披露。「皆さんの思い出の中にいる郷ひろみは、どの時代の郷ひろみですか?」に、ファンは悲鳴にも似た歓声を上げた。
この日は、約2時間で代表曲「2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-」「言えないよ」など全22曲を歌唱。デビュー曲から最新曲までのヒットパレード状態で1600人のファンを魅了した。全36公演で約8万人の動員が見込まれる。
“黄金の60代”を過ごした郷。「70代はプラチナで、80代はダイヤモンド」と称し、「身体が動く限り走り続けます」と宣言した。【川田和博】