早川千絵監督「ルノワール」カンヌ映画祭で公式上映 約６分のスタンディングオベーション

カンヌ映画祭のレッドカーペットに立った、コンペティション部門に出品された「ルノワール」の、左2人目から石田ひかり、早川千絵監督、鈴木唯、リリー・フランキー（C）Kazuko Wakayama

フランスで開催中のカンヌ映画祭で最高賞パルムドールを争うコンペティション部門に出品された、早川千絵監督（48）の「ルノワール」（6月20日公開）の公式上映が17日、行われた。

満席となった約2300席から約6分のスタンディングオベーションが起きた。主演の鈴木唯は12歳で「俳優を始めて、たった2年でカンヌに行けてしまい、びっくりしています」と語った。女優賞を受賞した場合は日本人初、主要賞でも04年に14歳で男優賞を受賞した柳楽優弥を抜き史上最年少受賞の期待がかかる。石田ひかり（52）リリー・フランキー（61）も参加。