堀江貴文氏「村上家とバチバチですから」フジテレビ問題で村上世彰氏長女との連携を完全否定
ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(52)が18日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に生出演。フジテレビと親会社フジ・メディア・ホールディングス(FMH)が、大株主で米投資ファンドの「ダルトン・インベストメンツ」の提案した取締役候補12人の選任に反対したことに対して私見を述べた。
堀江氏はダルトンが提案した候補の1人で、SBIホールディングスの北尾吉孝会長兼社長との連携に前向きな姿勢を示しており、ダルトン側と連絡を取り合っていることも明らかにしている。
今回、良原安美アナウンサーの直撃取材を受けた堀江氏は「(フジ側と)株主側と話が折り合ってないんでしょうね」と分析。フジ側の候補案から外れた北尾氏について「ですね。ご立腹なんじゃないんですか、たぶん。僕はお会いしてないので、その後。様子見るんじゃないですか、まず。世の中の反応とか、他の大株主の反応とかを見ながら、アクションを考えるんじゃないですか」と今後の行動を推察した。
6月の株主総会に向けては「まだ分からないですよ。票を見てると、個人株主すごい多いと思うんですよ。別に会社側提案だろうが、株主側提案だろうが、是々非々で、誰と誰にしたらいいか、みたいなことをちゃんと考えると思いますよ」と株主の動きを予想した。
また堀江氏が過去ニッポン放送株を取得した際に一時連携し、「もの言う株主」として脚光をあびた旧村上ファンド代表の村上世彰氏の長女、野村絢氏らが、今回FMH株を大量取得していることにも言及。良原アナから「村上ファンドの長女の方と、堀江さんが手を組んでということはないですか」と聞かれると、堀江氏は「ないです。村上家とバチバチですから」と明言した。
堀江氏はフジテレビの経営に継続的に関心を持っており、今月に30日には「フジテレビの正体」(宝島社)を出版する。