ショーン・ペンが断言 ジェニファー・ローレンスは「ハリウッド最後の映画スター」
2度オスカーを受賞している俳優で監督のショーン・ペン(64)が、映画「ハンガー・ゲーム」シリーズなどで知られる女優ジェニファー・ローレンス(34)が「ハリウッド最後の映画スター」だと断言した。
ポッドキャスト番組に出演したペンは、自身のキャリアと映画業界の現状について語る中で、「若い俳優たちの演技を見ていると、やめて会計士になった方が良いんじゃないかと思う」とコメント。伝説のミュージシャン、ボブ・ディランの伝記映画「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」(24年)で今年のアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた人気若手俳優ティモシー・シャラメ(29)の出演作は見たことがないなどと語った。
その上で「もう映画スターなんてものは存在しない」と話し、2013年に22歳の若さで「世界にひとつのプレイブック」でアカデミー賞主演女優賞に輝いたローレンスの時代で「映画スターを生み出す製造元はいなくなったと思う」と持論を展開した。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)